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INTERVIEW

セザンヌらしい
付加価値を追求する

JOB & PERSON

E.H / セザンヌ化粧品 企画

CAREER STEP
2019年 入社
セザンヌ化粧品に配属され、営業研修後、企画部門へ。アイライナー・アイブロウ担当の先輩の指導のもと、少しずつ仕事を覚えていく。
2020年 初めての企画
商品を一人で企画し、世に出すチャンスをつかむ。結果は思わしくなかったが、その経験から商品づくりへのこだわりがさらに強まる。
2021年 新色が人気商品に
大ヒット商品「描くふたえアイライナー」の新色を担当。お客様の期待に応えられるかというプレッシャーを見事に乗り越える。

クオリティにも価格にもこだわる

中学生の頃から、私はセザンヌの商品を愛用していました。お小遣いが限られていたので、セザンヌの存在はありがたかったです。そんな原体験もあり、就職活動を始めるころには、「社会に出たら、なるべく早くコスメの企画に携わりたい」と考えるように。そして私は、IDAグループは若手の企画メンバーが活躍していることを知り、入社を決めたのです。

セザンヌの企画部門に配属されてからはアイメイクを担当する先輩につき、一から仕事を学びました。そして2年目を迎えた春、アイライナーの新製品を初めて単独で企画することに。でも発売後のお客様の反応から、使用感にかなり改善の余地があるとわかりました。正直、とても落ち込みましたね……。でもそのとき「クオリティには一切妥協せず、より良い商品をお客様に提供しよう!」と固く心に誓ったのです。

今では原料や容器のメーカー様と何度も話し合い、時には通常の2〜3倍の試作回数を経てあらゆるリスクを洗い出し解決するなど、ギリギリまで挑戦を続けています。納得のいく色味や処方ができたら、今度は0.1円でもコストを抑える工夫にスイッチ。容器に印刷する文字の色を減らすだけでも、価格は変わってきますから。ありがたいのは、IDAグループでは失敗を責められることはなく、何度でも挑戦させてもらえること。この風土のおかげで、クオリティにとことんこだわった商品づくりができます。

ジェンダーニュートラルという視点

クオリティにも、価格にもこだわりながら、私は今「セザンヌらしい付加価値をつける」というテーマに向き合っています。セザンヌが長い間大切にしてきた年齢を問わない商品であることはもちろん、メンズメイク市場の盛り上がりも視野に入れ、ジェンダーニュートラルな「使いやすさ」と「流行」の両立も目指す。セザンヌにはそんな商品づくりが求められているのです。

入社3年目、私は先輩が大ヒットさせた「描くふたえアイライナー 影用ブラウン」の新色を検討していました。影のアイライナーに複数の色数が必要か不安だったので、口コミサイトなどをチェック。既存色は黄味が強く、ブルベ(ブルーベース)のお客様には手を出しにくいことがわかったのです。そこで、「ブルベの方々が使いやすい“グレージュ”のアイライナーをつくったら、喜んでもらえるのでは?」と考えました。

メーカー様に相談してサンプルをつくってみたら、既存色より薄い仕上がりにできることが判明。企画チームのブルベの先輩には、「これなら私も使える、感動した!絶対に売れるよ!」と励まされました。この仕上がりならブルベの女性だけではなく、男性のお客様やスクールメイクに悩む中高生にも使ってもらえる。そして、そこにこそセザンヌらしい付加価値があると確信したのです。実際に新色「影用グレージュ」を発売したところ、既存色と同じくらいの人気商品になりました。これからも、セザンヌらしい付加価値を商品に込め、お客様に「さすがセザンヌ」と思ってもらえる仕事をしていきたいと思います。

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