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INTERVIEW

売場づくりは、
店舗様と一緒に

JOB & PERSON

A.N / 井田両国堂 千葉中央店 営業

CAREER STEP
2021年 入社
卸営業として先輩たちの営業に数多く同行。商談の様子を目の当たりにしながら、売場づくりの提案に不可欠なスタンスを学ぶ。その後、バラエティショップの営業担当に。
2022年 大型スペースの提案
銀座のバラエティショップで、インバウンド向けに大型スペースの売場づくりを担当。結果は大好評で、翌年には業界のイベントであるドラッグショーでも展示される。

先輩の営業スタンスに
衝撃を覚えた

もともと化粧品が好きだった私は、就職先は化粧品業界一択。理工学部で化学を専攻したのも、百貨店でデパコスの接客アルバイトを経験したのも、化粧品に関わりたいという思いからです。そんな私にとって、メーカー・卸商社・海外・小売など化粧品流通に関わるすべての事業を担っているIDAグループは理想的な就職先でした。

井田両国堂に配属後、新人の私はたくさんの先輩の営業に同行。とても多くのことを学びました。中でも印象的……というより衝撃的だったのは、先輩たちの提案スタンスです。資料をしっかり揃え、「こういう商品が流行るから、このスペースでこう見せよう」という企画を準備するのは当たり前。でもその企画を一方的にプッシュするのではなく、売場の持ち主である店舗様の要望に耳を傾け、「一緒に売場づくりをしましょう」というスタンスで臨んでいたのです。そんな取り組みが店舗様の気持ちを動かすのだ、と理解できたことは大きな収穫でした。

そして2年目の夏、先輩から学んだことを実践する大きなチャンスがやってきたのです。銀座にあるバラエティショップの店舗様が、大型スペースの活用方法に悩んでいました。私はすぐに「売場づくりを提案させてください!」と立候補。競合も狙っているスペースなので、“フツー”の提案をしてしまったら却下され、競合に持っていかれるかもしれません。絶対に外さない提案をする必要がありました。

商品もディスプレイも
二人三脚で決定

当時、銀座に戻り始めていたインバウンドのお客様向けの売場をつくる。それが店舗様の要望です。コロナ禍に入社した私には、“爆買い”ブームがよくわかりません。ですので、自ら情報収集したり、先輩にインバウンドのお客様にアピールすべきポイントを相談したりしながら、考え抜いたのは『日本の「いいもの」集めました』という売場テーマでした。次は商品選びです。メーカー様の資料を読みあさり、商品をピックアップ。店舗様に何度も足を運び、「インバウンドのお客様には受けるのはこれ」などの意見をいただきながら、200超の商品を86に絞り込みました。売場のデザインについてもお客様と話し合い、パネルには浮世絵調のイラストをたくさん使い、購入した商品を置いて記念写真が撮れるスペースを設けるようにしたのです。

1ヶ月半打ち合わせを重ねた結果、私は正式に売場づくりを任されました。ここからが本番です。パネルのデザインについてRSM※室とやり取りしながら、メーカー様にも相談。風呂桶や桜の枝など、テーマに合った販促グッズを提供してもらったのです。売場づくりに立候補してからトータルで3ヶ月、ようやく売場が完成。インバウンドのお客様はもちろん、日本のシニア世代の方々にも大好評でした。店舗様から「(お客様が)たくさん来たよ!」と教えてもらったときは、嬉しかったですね。

売場づくりは店舗様と一緒に。3ヶ月間そのスタンスを貫き、成果を出した経験は、私にとって大きな財産です。これからも周囲から学び続け、店舗様に喜んでもらえる提案をしていきたいです。

※ RSM:リテール・サービス・マーチャンダイジングの略

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